SPU-G MkIIの針先

何年前からでしょうか、カートリッジにOrtofon SPU Classic G MkIIを使っています。（以前のblogをみたら買ったのは2013年の誕生日ですね。3年になるようです。）　丸針ですのでそれなりに癖はありますが、いい味わいの音が出ます。高級品はもっといいのかもしれませんが私には十分です。最近ノイズが目立つようになったのでそろそろ針交換かなあ、と思いました。blogにも書いてますがアナログプレーヤーの変更（アームですね）などしていましたが、メインをDENON DL103に替えて、SPU-Gは針交換にだそうと思ったのですが、その前に針を確認しようと医院に持っていきました。医院には病理組織用にNIKONの顕微鏡があります。学会報告用にUSBカメラも取り付けてあります。で、見てびっくり。



ゴミだらけ。恥ずかしいですね。毎回ちゃんと清掃しているはずなのですが、繊維が絡みついています。洗浄液かもしれない結晶も。あらまあ。で、もう一度洗浄してみてみると



針先の裏側にまだ繊維がくっついていますが、針先は全く問題なし。まだまだ使えそうです。それにしてもきれいな円錐ですねえ。針先確認用に自宅にも簡易な顕微鏡おこうかな。みるだけならルーペでも良さそうだけど。

コメント 4

さすが文明の利器ですね。顕微鏡でばっちり確認できます♪
by 元新潟のU (2016-02-25 07:47) 

元新潟のU様　いらっしゃいませ

初めて自分でみましたが、針先ってきれいなんですね。全部ダイヤモンドなんでしょうか。顕微鏡は当然元々プレパラート用ですのでカートリッジのように大きいものは結構大変でした。安定しないし。真下から見るのはいいのですが、横とか斜めはちょっと押さえる手が震えても写真になりませんね。
それにしても針先はこまめに丁寧に洗浄しないといけないということでした。反省です。
by みとこ (2016-02-25 08:43) 

今晩は、みとこ先生
因みに非常に綺麗に成った針先はどの様な戦場をされたのですか？
参考に致したいので御教授下さいませ。
by soundbox1960 (2016-02-25 18:48) 

soundboxさま　いらっしゃいませ。
きれいになった、というか洗浄前が汚すぎたというべきか・・（苦笑）LPかけた後に比較的念入りに洗浄していたのですが、どうも何かがきっかけで線維が絡まってとれなくなったようですね。LPの合間は通常のブラシ(DENON?)で針先を払うのみです。終了後は PICKERING　AP-1というクリーナーとブラシで洗浄しています。普段はちょこちょこ触るように洗浄していたのですが、今回は結構ゴリゴリと擦ってみました。それでも張り付いていた線維はピンセットで取った後、また同じように洗浄しています。その結果がこちらです。いつもやっていればよかったんでしょうね。結局特に特別なことはしていない、と言うことです。むしろ汚れた原因の方が重要でしょうけど、アルコールの入っていない洗浄液ですから線維が絡まったところで残留し、結晶化して固まってとれなくなった可能性がありますね。
by みとこ (2016-02-26 08:53)