6月2日・3日 第6回 日本眼形成再建外科学会

慶応大学日吉キャンパスで行われました。
とても濃い学会です。まあ、眼腫瘍・形成の人たちの集まりですからね、濃くて当たり前。眼科だけでなく、形成外科のDrも参加してくれているので、多角的な見方ができる学会でもあります。

若手だと思っていたDrが中堅になり、中堅がベテランになり、ベテランは・・・静かになりましたが、静かに燃えてます。言うべき時には言うために。私は、さて、何でしょうかね。傍観者でいたい、のかな。

今回はプログラム最後のシンポジウムの大トリをさせていただきました。演題は「眉毛下皮膚切除術」です。「開業医が手術したくなるような講演を！」という指令でしたので、かなり悩みましたが、最終的に「ウケ狙い」で行くことにし、それはそれで効果はあったのかもしれません。こう言う講演は「不謹慎」あるいは「学会を馬鹿にしている」という感覚で嫌う人もいます。万人受けする講演はしたくないので。明らかに自分らしくないですからね。不評なら今後声がかかることはないでしょう。それは人の評価の問題ですから、気にはなりません。今回の講演は自分なりに満足がいきました。そろそろ心臓に悪いので、発表はない方が良いなあと思うのですが。ないのも寂しいんですけどね。矛盾してるなあ。

とにかく、学会長：野田実香先生のおかげで、大変楽しく充実した学会でした。勉強になりました。